2015年01月12日

大切なお知らせ

あけましておめでとうございます門松
さて、
新年早々なのですが・・・皆さまへ大事なご報告があります。

2011年12月から毎月第3土曜日に開催してきました「ながはま冒険あそび場」
この2015年1月17日をもちまして、毎月の定期開催を終了させていただくこととなりました。

皆さまへは突然のご報告となり申し訳ありませんkao02

世話人4人で何度も迷い考えました。考えれば考えるほどに、何度も思考は行きつ戻り。。
・・・そんななかで、みんなで決めたことです。
そう。。決めた・・・はずなのに、すぐにこれでよかったのかな。。と戻ってしまう想いがあるのも正直なところですが・・・

でも、良かったのか・・・悪かったのか・・・と考えることよりも
選んだ道の中で、そこから自分にできる歩みを重ねていくことが
きっと、一番大切なこと。必要なこと。

いっぱい話し笑って妄想し、時には意見をぶつけ合い…あそび場をすすめてきた世話人のみんな、
あそび場に足を運んでいただきお出逢いしたすべての方々、
いつも縁の下の力持ちで支えてくださった長浜市社会福祉協議会さま、
いっぱい刺激し励まし助けてくださった他の地域の冒険あそび場のみなさま、
冒険あそび場がなかった湖北への立ち上げを支えてくださった県社協の岸川さん、
そして…共に楽しみ支えてくれた主人と3人の子ども達。

みんな、みんな、ありがとうkao01icon11
 
私にとって、家族にとって、この仲間とあそび場と共に過ごした3年は
本当に本当に大事な時間です。

さぁ、みなさん、定期開催最終日1月17日(土)も、みんなで思いっきり楽しい時間を過ごしましょう♪
当日は八日市冒険あそび場のプレーワーカーしょうゆうクンも来ていただける予定です♪豚汁も作りましょう♪
みんなで一日、いっぱい遊びつくしましょう♪

iconN12日時・・・1月17日(土)10時~ ※いつ来ても帰ってもOKですヽ(^o^)丿
iconN12場所・・・豊公園の日本庭園(お城の東側)
iconN12持ち物・・・着替え・お昼ご飯(火を焚いています。焼いて食べたいものがあれば持ってきてね)・お茶など。。
当日は八日市冒険あそび場のプレーワーカーしょうゆうクンも来ていただける予定です♪豚汁も作りましょう♪
みんなで一日、いっぱい遊びつくしましょう♪
◆日時◆1月17日(土)10時~ ※いつ来ても帰ってもOKですヽ(^o^)丿
◆場所◆豊公園の日本庭園(お城の東側)
◆持ち物◆着替え・お昼ご飯(火を焚いています。焼いて食べたいものがあれば持ってきてね)・お茶など。。

さぁiconN04みんなで何してあ~そ~ぼっiconN07


以下の文章は、メンバー4人でいっぱい話した想いです
みんなの想いがあふれるあまり、かなりの長文になっていますがkao08
お読みいただけると嬉しいですicon06

      ☆ okyo ☆

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  【ごあいさつ】

『ながはま冒険あそび場』を始めて、丸三年が経ちました。

 

とことん遊びつくして、大きくなってほしい。

自然の中で、地域の中で、たくさんの人との関わり合いの中で、のびのびと思いっきり遊んでほしい!「自分らしさ」を見つけてほしい!

そんな想いで始めた『ながはま冒険あそび場』(以下、『あそび場』)でした。

始めてみてまず感じたことは、子ども達のことを想い、必要を感じ、始めた活動でしたが、世話人をさせていただいているわたしたち大人にとっても『あそび場』が大きな心の拠り所となっているということでした。
日常の中での遊びは、たとえ休日であっても、生活時間の一部として親が主導になってしまいがちです。しかし、『あそび場』では、子どもも大人もそれぞれが、「それぞれのペースで過ごす一日」を過ごすことができました。
子どもにとっては、親にしきられない、また時間を区切られない「自分の時間」となっていたようです。
また、大人にとっては、子ども達の姿をじっくりと見守れる時間となりました。親ひとりでは、じっくりと子どもの遊びを見守ることがなかなか難しいのですが、親同士で火を囲みながらおしゃべりしたり、一緒にお互いの子どもたちを見合いながら、だんだんと心軽やかに子どもたちと一緒に楽しんでいる「自分」に出逢える時間となりました。
そんな中で、「子どもってすごい!」「我が子ってすごい!」心からそう感じる場面にもたくさん出逢いました。けっして上から目線ではなく、その子自身のそのままの姿を認められる、みんなで認め合える、そんな場面に一番救われていたのは、親である私たち自身だったのだなぁと、今、あらためて感じています。

さて、子どもたちにとっては、どうだったのでしょうか?
当初は『あそび場』でも、「何して遊んだらいいの~?」と聞いてきたり、はずかしくてなかなかみんなの輪の中に入れないでいたりもしました。
ところが、回を重ねるごとに、いつの間にか、「来月も続きしよな~♪」「次は○○持ってくねん♪」など、どんどんとやりたいことが沸いてきたり、自分らしさを発揮している姿が見られるようになってきました。
しかし、本当の意味で、子ども達にとって『あそび場』がどんな存在なのか?どうだったのか?その答えは・・・わたしたちには量りえないところですが、きっとたくさん遊びつくした思い出と共に、ひとりひとりの子ども達の中にあるのだと思います。

『あそび場』では、四季折々、たくさんの名もない遊びが生まれました。
 春は桜吹雪の中。夏はびわ湖で。秋は落ち葉のじゅうたんの上。冬は冷たい風吹きすさぶ中・・・子ども達のたくさんの笑顔がありました。時には、悲しい涙、くやしい涙、うれしい涙もありました。
 お花や落ち葉で、おままごと。
 板や布を工夫した隠れ家づくり。
雨上がり、水たまりをバシャバシャと駆けながらのおにごっこ。
 ロープで綱渡りをしようと、「どうやって木の高いところにロープを取り付けようか」とみんなで相談し、まずは「はしご」を作るところから始まり、結び方も試行錯誤したロープ遊び。
 現状復帰がお約束の豊公園での『あそび場』は制限もありましたが、その中であれこれ工夫しながら、毎月毎月楽しんでは、またそれを片付けて・・・そんな中での子ども達のしなやかな発想に、驚きと感動をおぼえることもしばしばでした。
 地域の方の協力を得て、ロープワークを教わったり、余呉での『雪のあそび場』や、田んぼでの『どろんこ+田植えのあそび場』という機会もいただきました。
お天気に恵まれたときには、100名を超えるみなさんとご一緒させていただいたこともありました。

子ども達が大きくなったとき、その時のことを・・・
こうして遊びつくした日々があったことを・・・
たくさんの人たちに見守られてお世話になって大きくなったことを・・・
ふと思い出してくれたらうれしいなと思います。

「いっぱいあそんでおおきくなった!」

そのことが、少しでも自分の力となり、生きる力となってくれることを心から願っています。

想えば、わたしたちが『あそび場』を始めた当時は、まだ湖北には『冒険遊び場』がありませんでした。それが、今では、賤ヶ岳・米原上丹生・米原宇賀野など仲間も広がり、毎週のようにどこかで開催されている状況になりました。想いを重ね合い、一緒に子育てさせていただける仲間の広がりは、本当に心強いかぎりです。
一方で、本来は、『冒険あそび場』というお膳立てがなくても、子ども達のそんな姿が日常であってほしい・・・。『冒険あそび場』なんて必要なくなる日が来ること、それがわたしたちの一番の願いです。

そんな願いを胸に『あそび場』の活動を重ねていく中で、世話人たちの視線も、おのずと自分たちの住んでいる地域へと向いていきました。
そして今、世話人それぞれが地域に仲間を見つけながら、それぞれのスタンスでの歩みをはじめています。みんなの居場所作り・・・子供会や自治会での取り組み・・・学区の子育て広場などなど。まだまだこれからの歩みではありますが、みなさんとの出逢いに力をいただき、一歩一歩とその足元を大事に歩みをすすめていこうというところです。
一方で、世話人の子どもたちもこの春に中学進学という節目を向かえるなど、そのライフステージは日々刻々とあらたな生活へ移ろうとしています。これから子どもたちがどんな出逢いの中でどんな経験をしていくのだろうと思うと、本当に楽しみでなりません。
しかし、それと同時に、この『あそび場』の活動をこれからも今までどおり定期的に開催していくことができるのだろうかという不安も感じるようになりました。
世話人一同、顔を合わせて何度も話し合いました。一度はなんとか続けていこうという結論も出しました。しかし、準備物や備品の運搬・管理の負担も大きく、これから新生活を迎える世話人の子ども達との生活の中でそれを担い続けることは難しいのではないか。やはりここで区切りをつけさせていただこうという判断にいたりました。

『あそび場』の定期開催は、
1月17日(土)をもって最後とさせていただきたいと思います。

そして今後は、
定期的な開催はできませんが、不定期のゲリラ的な開催をしていきたいと思っています。

子どもの成長は本当に早いものですね。振り返れってみれば「一瞬」である今というこの時間を、『あそび場』を通してみなさまとご一緒させていただけましたこと、心から幸せに感じています。そして、心から心から感謝の気持ちでいっぱいです。

振り返れば振り返るほど、本当にこのような結論でよいのだろうかと、後ろ髪引かれる想いでいっぱいになります。正直なところ、まだ悩んでいるのかもしれません。
しかし、新たな生活を始める子ども達と共に、わたしたちも新たなステージへとその歩みを進めていきたいと思います。

『あそび場』の始まりに背中を押してくださった方々。
共に時を重ね、一歩一歩を歩んでくださった方々。
ときには冷や冷やしながらも温かく見守ってくださった方々。
子どもも、昔子どもだった大人も、そのすべての方へ感謝申し上げます。
そして、そのいただいた想いと気付きを、また次へと継いでいくことをここにお約束したいと思います。

   ながはま冒険あそび場 世話人一同
         






Posted by ながはま冒険あそび場 at 12:41│Comments(0)
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